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トリキュラーとマーベロンも、同じ低用量経口避妊薬に分類されていますが、配合されているホルモン剤の種類の違いや服用方法の違いがあります。
トリキュラーは、エチニルエストラジオールと呼ばれる卵黄ホルモンとレボノルゲストレルと呼ばれる黄体ホルモンを含有する第2世代漸増型三相性低用量経口避妊薬です。
マーベロンは、トリキュラーと同様にエチニルエストラジオールと呼ばれる卵黄ホルモンを含有していますが、デソゲストレルと呼ばれる黄体ホルモンを含有する第3世代一相性低用量経口避妊薬です。
第1世代は、ノルエチステロンと呼ばれる合成黄体ホルモンとエチニルエストラジオールと呼ばれる合成卵胞ホルモンが配合され、月経困難症や子宮内膜症など改善薬として用いられます。
トリキュラーなどの第2世代は、レボノルゲストレルと呼ばれる合成黄体ホルモンとエチニルエストラジオールと呼ばれる合成卵胞ホルモンが配合され、ホルモンの総量が抑えられていますが、レボノルゲストレルの作用の強さはプロゲステロンの約5倍、アンドロゲン約8倍ある為に、男性化作用や体重増加などのデメリットがあります。
その為、ホルモン剤の配合量の異なる薬剤を使用する二相性や三相性が導入され、更に3相性では、生理周期の中間期にホルモン剤を増量する中間増量型や生理周期の後半にホルモン剤の量を増量していく漸増型などの工夫がされています。
マーベロンなどの第3世代は、デソゲストレルと呼ばれる合成黄体ホルモンを配合しています。
デソゲストレルは、レボノルゲストレルと違いアンドロゲン作用が約4倍と低く、男性化作用や体重面のデメリットが軽減されていますが、血栓症の発症リスクが高くなっています。